
社長が語る会社の今と未来

弊社は、昭和62年、北海道の社会インフラ整備に寄与することを目的に創立され、以来、北海道内での河川、ダム、砂防、海岸及び道路等の各事業に関わる調査、計画、設計、実施に携わってまいりました。
我が国は、地理的特性や地形・地質特性等から、洪水氾濫や土砂災害、地震・津波等の災害に見舞われやすい脆弱な基盤の上に形成され、毎年のように発生する災害により国民の生命財産が失われています。特に最近では、地球温暖化に起因すると言われる未曾有の豪雨が発生し、甚大な被害を蒙ることが多くなりました。このため、国は防災、減災、国土強靭化のための施策を強力に打ち出し、流域治水など総力を挙げて防災対策が進められています。災害に強い安全で安心な国土づくりは私たちの願いであり、引き続き粘り強く進めていかなければなりません。
また一方では、社会経済の発展を支えてきた社会インフラの老朽化が進み、急激な少子高齢化が進む中で、ICT(情報通信技術)や自動化など、省人化技術の活用により効率性の高いインフラ整備がますます重要となってきています。
弊社としては、自然環境や社会環境の変化に的確に対応すべく、これまで培ってきた知識や経験を基に新たな技術活用にチャレンジし、良質な社会インフラの整備に貢献したいと考えております。そのためにも経営基盤をなお一層強化し、日頃からの技術研鑽に取り組み技術力向上に取り組んでまいる所存ですので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社ケイジー技研
代表取締役社長 郡 義和